Unityを勉強し始めて数か月経ちました。色々な教材やサイトを見ながら学習していますが、ちゃんと理解できているか不安です。
人は記憶したことを1時間後には50%忘れ、24時間後には70%忘れ、1か月後にはほとんど覚えていないという研究結果があります。ですので、自分が学んだことをメモしていくことにしました。
同じく初心者の方にも役立ててもらえるよう、ブログ記事として情報をシェアしていきたいと思います。
目次
Unityのインスペクター関係
Unityでオブジェクトを作成する際には、Inspectorに多くの情報が表示され、最初は戸惑うこともあります。しかし、これらの情報の役割を理解することで、必要なものと不要なものを見分けることができます。また、思わぬエラーや間違った結果が発生した際にも、原因を見つけやすくなります。
RectTransform
RectTransformは主にUI作成に使用されます。アンカーポイントによって中心や右下などに要素を配置することができ、異なる解像度のデバイスでも適切に表示されます。プレイヤーやエネミーなどのオブジェクトは、通常Transformを使用しますが、HierarchyでUI要素を作成する際はRectTransformを使用することが基本です。
スライダーのInterractable
スライダーのInterractableは、Inspectorで設定でき、オンにするとマウスなどでドラッグしてスライダーを操作できるようになります。ただし、HPのゲージなどの場合はチェックを外しておかないと、操作が可能になってしまいますので注意が必要です。
TextMeshPro
TextMeshProは、標準でアウトラインなどの設定が備わっており、Textの進化版です。使用する際は、最初に設定を行う必要があります。また、TextMeshProをスクリプトにアタッチする際には、通常のTextとは異なり、”TextMeshProUGUI”を使います。スクリプトの先頭には”using TMPro;”を追加する必要もあります。
古い書籍などではLegacyのTextが使用されていることが多いですが、TextMeshProを使用する場合は注意が必要です。
Cull Transparent Mesh
Canvas Renderer コンポーネントの Cull Transparent Mesh のチェックを入れると、透明なゲームオブジェクトが描画から外され、描画処理が軽くなります。Unityでは透明な状態の描画が通常の描画よりも重い処理になるため、この機能を利用することで負荷を軽減できます。
CanvasGroup
CanvasGroup コンポーネントがアタッチされているゲームオブジェクトと、その子のゲームオブジェクトをグループ化することができます。
グループ化された要素全体に対して一括して操作を行うことができます。
Alpha: Canvas GroupのAlpha値を設定することで、UI要素の透明度を制御します。Alpha値を変更することで、UI要素を徐々にフェードイン/フェードアウトさせることができます。
Interactable: Interactableを無効にすることで、UI要素へのインタラクション(クリックやタッチなど)を無効にすることができます。これは、UI要素が一時的に無効になる場合などに使用されます。
Blocks Raycasts: RaycastによるUIイベント(マウスのクリックやタッチ)をブロックするかどうかを制御します。この機能を使用することで、UI要素がマウスやタッチの入力を受け付けないようにすることができます。
以上が今回学習中に気になったオブジェクトのインスペクターです。わからない単語や概念が出てきたら、積極的に調べて理解を深めることが大切だと思いました。